どうも! ダンス雑誌記者、丁野です!
前回の社交ダンス講座では「ナチュラルターン」について考察しました。
今回の記事も、その続きの内容となります。
よろしければ前回記事をご覧ください。
↓↓↓
前回記事「ナチュラルターンはなぜ右回り!?」
前回に続き今回もまた、お話を伺ったのはこの方!
社交ダンス研究の第一人者・花田教授です!
うむ、今日もまたよろしく!
あの…前回も気になったのですが……後ろの本棚、めっちゃフリー素材っぽいんですけど…
なんだと!?
これらはわしが古今東西から集めた、社交ダンスに関する文献の数々だ!!
疑うのかァッッ!!!
た、大変失礼しました~💦
(やっぱこの人、胡散臭いよなぁ……しかも合成へたくそかよ!)
で、では気を取り直して…
前回のインタビューでは「ナチュラルターンはなぜ右回り!?」という疑問に対して、お答えいただきました。
教授の考察によると…
以上の結論が導き出されたわけですね。
うむ、この考察をより裏付けるために、実際に動いて検証してみた。この動画を見るがよい。
これを見てもらえればわかるように、お互いが、自分の左側にズレて立った位置のまま前進を行なうと、自然と右回りが発生するのだ。
なるほど、棒を持って離れて行なうと、見やすいしわかりやすいですね!
うむ、そして次の動画…
先ほどは「2人とも前進」だったが、今度は同じ立ち位置のまま「男性が前進、女性が後退」しているものだ。
動作が「前進&後退」になっても起きる現象はやはり同じ、右回りが発生する。
つまり「左側にズレた立ち位置」で進んでいくと、自然と右に回ってしまうのだ。
大変よくわかりました!
さすが教授、説明上手~!!
どうだ! わしのスゴさが理解できたか? ん~?
いや、その画像はもういいから…💦
なぜ「右回り=自然」なのか、そしてなぜ右回りがナチュラルターンと呼ばれるようになったのか…それらについては納得できました。
続いて今回のテーマ「左回り」についてなのですが…
うむ。
右回り=ナチュラルターンと呼ばれるように、左回りはリバースターンと呼ばれる。
はい。
リバースターンに限らず、社交ダンスにおいて左回りのステップはすべて「リバース〇〇」と呼ばれますよね。「リバースピボット」とか「リバースロール」とか。
「リバース(reverse)」とは「逆」
右回りが自然だったから、その「逆」回りという意味で、この名が付けられたのだろう。
それなんですが…
先ほどの動画で自然と右回りになってしまうことは理解できたんですが…その逆回り、左回りとは、そんなにも不自然なんでしょうか…?
それについては、私がお答えしましょう!
な、なんだ!?
急に新しいキャラが出てきたぞ!?
新キャラではありません。
先ほどの動画や、前回記事の画像などで花田教授の助手を務めさせていただきました。
みずほと申します。
ああ! そういえば、花田教授と踊っているあの美人助手は誰だ? とネットで話題になっておりました!
みずほ助手、あなたでしたか!
いえ、そういったファクトチェックのなされてない情報には対応いたしかねます。あなたもジャーナリストなら、そのおべっかのソースをご提示ください。
(すげー塩対応…なんでこの研究室クセのある人ばかりなの…)
で、では改めて…💦
左回りとは、それほど不自然、つまり回りにくいものなのでしょうか?
みずほ助手、お答えください。
先ほどと同じく、実際に動いて検証してみた動画がございますので、そちらをご覧ください。
なるほど。
確かに左回りになると、男性は進みが悪くなるし、女性は「おっとっと…」という感じで後退しづらそうですね。先ほどの右回りは、あんなにスイスイ進んでたのに。
この動画でいえば男性は、女性を自分の反対側に回り込ませるように押していかなければならず、それが窮屈さを生んでいます。
そして女性もその窮屈なリードを受けるため、歩きにくくなるのです。
これに比べれば、右回りとはお互いに相手のいない方に進むのですから、スペースに余裕もあって回りやすいというわけです。
なるほど~~~!!!
とってもわかりやすい、検証動画と説明でした!
さすがみずほ助手、すばらしいです~~~!!!
いえ、それほどでも。
これで「リバースターンがなぜ自然(natural)の逆」と呼ばれるか、スッキリ理解できました!
いやぁ~、ほんとうに良い講義を受けられました。
みずほ助手、本日はありがとうございました!
ちょっ、ちょっと💦
ちょっと待てぇーーーい!!!
おや? 教授、いらっしゃったんですか?
こらこら💦
助手のお前までなんてことを言うんだ!
このコーナーは「花田教授の社交ダンス講座」だぞ!
わしを置いてけぼりにするんじゃない!!
ああ、しょうがないなぁ…
では教授、結論はもう出てますので、最後の締めの言葉だけお願いします。
バカモノ!! まだ結論は出ておらん!
右回り・左回りのナゾが解けてもまだ最後にひとつ、「フロアの回り方」というナゾが残っておる!!
な、なんだってーーー!!!???
と、いうわけでまだ終わりじゃないぞよ。
もうちっとだけ続くんじゃ。
そのセリフだと、この先20巻以上も続いてしまうのでは……
次回は第3回「LODについて」
10月2日(金)公開予定です。お楽しみに!
※文末のオチの意味がわからなかった人は「もうちっとだけ続くんじゃ」で検索してみよう!
冒頭のマンガ『ボールルームへようこそ』コマ画像は、著作権者の許可を得ているコマ投稿サービス、『アル | マンガの新刊・無料情報メディア』のツールを使用し投稿しています。
また「ダンス雑誌記者・丁野です!」というセリフについては、作者である竹内友さんと講談社の許可を得て掲載しています。
参考書籍:私がほしかったダンス用語集 金子昭(著)
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どうも! ダンス雑誌記者、丁野です!
前回の社交ダンス講座では「ナチュラルターン」について考察しました。
今回の記事も、その続きの内容となります。
よろしければ前回記事をご覧ください。
↓↓↓
前回記事「ナチュラルターンはなぜ右回り!?」
前回に続き今回もまた、お話を伺ったのはこの方!
社交ダンス研究の第一人者・花田教授です!
うむ、今日もまたよろしく!
あの…前回も気になったのですが……後ろの本棚、めっちゃフリー素材っぽいんですけど…
なんだと!?
これらはわしが古今東西から集めた、社交ダンスに関する文献の数々だ!!
疑うのかァッッ!!!
た、大変失礼しました~💦
(やっぱこの人、胡散臭いよなぁ……しかも合成へたくそかよ!)
で、では気を取り直して…
前回のインタビューでは「ナチュラルターンはなぜ右回り!?」という疑問に対して、お答えいただきました。
教授の考察によると…
以上の結論が導き出されたわけですね。
うむ、この考察をより裏付けるために、実際に動いて検証してみた。この動画を見るがよい。
これを見てもらえればわかるように、お互いが、自分の左側にズレて立った位置のまま前進を行なうと、自然と右回りが発生するのだ。
なるほど、棒を持って離れて行なうと、見やすいしわかりやすいですね!
うむ、そして次の動画…
先ほどは「2人とも前進」だったが、今度は同じ立ち位置のまま「男性が前進、女性が後退」しているものだ。
動作が「前進&後退」になっても起きる現象はやはり同じ、右回りが発生する。
つまり「左側にズレた立ち位置」で進んでいくと、自然と右に回ってしまうのだ。
大変よくわかりました!
さすが教授、説明上手~!!
どうだ! わしのスゴさが理解できたか? ん~?
いや、その画像はもういいから…💦
なぜ「右回り=自然」なのか、そしてなぜ右回りがナチュラルターンと呼ばれるようになったのか…それらについては納得できました。
続いて今回のテーマ「左回り」についてなのですが…
うむ。
右回り=ナチュラルターンと呼ばれるように、左回りはリバースターンと呼ばれる。
はい。
リバースターンに限らず、社交ダンスにおいて左回りのステップはすべて「リバース〇〇」と呼ばれますよね。「リバースピボット」とか「リバースロール」とか。
「リバース(reverse)」とは「逆」
右回りが自然だったから、その「逆」回りという意味で、この名が付けられたのだろう。
それなんですが…
先ほどの動画で自然と右回りになってしまうことは理解できたんですが…その逆回り、左回りとは、そんなにも不自然なんでしょうか…?
それについては、私がお答えしましょう!
な、なんだ!?
急に新しいキャラが出てきたぞ!?
新キャラではありません。
先ほどの動画や、前回記事の画像などで花田教授の助手を務めさせていただきました。
みずほと申します。
ああ! そういえば、花田教授と踊っているあの美人助手は誰だ? とネットで話題になっておりました!
みずほ助手、あなたでしたか!
いえ、そういったファクトチェックのなされてない情報には対応いたしかねます。あなたもジャーナリストなら、そのおべっかのソースをご提示ください。
(すげー塩対応…なんでこの研究室クセのある人ばかりなの…)
で、では改めて…💦
左回りとは、それほど不自然、つまり回りにくいものなのでしょうか?
みずほ助手、お答えください。
先ほどと同じく、実際に動いて検証してみた動画がございますので、そちらをご覧ください。
なるほど。
確かに左回りになると、男性は進みが悪くなるし、女性は「おっとっと…」という感じで後退しづらそうですね。先ほどの右回りは、あんなにスイスイ進んでたのに。
この動画でいえば男性は、女性を自分の反対側に回り込ませるように押していかなければならず、それが窮屈さを生んでいます。
そして女性もその窮屈なリードを受けるため、歩きにくくなるのです。
これに比べれば、右回りとはお互いに相手のいない方に進むのですから、スペースに余裕もあって回りやすいというわけです。
なるほど~~~!!!
とってもわかりやすい、検証動画と説明でした!
さすがみずほ助手、すばらしいです~~~!!!
いえ、それほどでも。
これで「リバースターンがなぜ自然(natural)の逆」と呼ばれるか、スッキリ理解できました!
いやぁ~、ほんとうに良い講義を受けられました。
みずほ助手、本日はありがとうございました!
ちょっ、ちょっと💦
ちょっと待てぇーーーい!!!
おや? 教授、いらっしゃったんですか?
こらこら💦
助手のお前までなんてことを言うんだ!
このコーナーは「花田教授の社交ダンス講座」だぞ!
わしを置いてけぼりにするんじゃない!!
ああ、しょうがないなぁ…
では教授、結論はもう出てますので、最後の締めの言葉だけお願いします。
バカモノ!! まだ結論は出ておらん!
右回り・左回りのナゾが解けてもまだ最後にひとつ、「フロアの回り方」というナゾが残っておる!!
な、なんだってーーー!!!???
と、いうわけでまだ終わりじゃないぞよ。
もうちっとだけ続くんじゃ。
そのセリフだと、この先20巻以上も続いてしまうのでは……
次回は第3回「LODについて」
10月2日(金)公開予定です。お楽しみに!
※文末のオチの意味がわからなかった人は「もうちっとだけ続くんじゃ」で検索してみよう!
冒頭のマンガ『ボールルームへようこそ』コマ画像は、著作権者の許可を得ているコマ投稿サービス、『アル | マンガの新刊・無料情報メディア』のツールを使用し投稿しています。
また「ダンス雑誌記者・丁野です!」というセリフについては、作者である竹内友さんと講談社の許可を得て掲載しています。
参考書籍:私がほしかったダンス用語集 金子昭(著)
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