7月19日(水)
本日の広尾は晴れときどき曇り
花田担当DAYです
昨日の都内での雹観測のニュースには本当に驚きました。
今朝会議の際に雹が降った地域でお仕事をしていらっしゃる先生とお話をさせていただき、改めて自然の力を痛感したところです
そう「自然の力」。
今日はダンスのお話を少し。
雹が降ってくるこれは重力があるからですね。
普段人間が当たり前のように地面に立つことができているのも重力があるからです。ですが、あまりそのことを実感して生活していないと思うんです。もちろん僕もそうです
「重力って凄い」と感じる経験ってありますか
僕は以前滝行を体験した時に、凄まじい勢いの水にボコボコにされた時には重力の力を感じずにはいられませんでした
そうなんです。実感していようがいまいがそこに重力はあるんですよね。
「素晴らしいダンス」という山の頂上は一つですが、登山口は無数にあります。ですからレッスンの方法も様々。例えば足の使い方という話をとってみても、説明の方法は沢山あるわけです。僕達ダンス教師はより多くのダンス愛好家の皆様に「ピンとくる」レッスンができるよう日々自分達の身体でトライ&エラーを繰り返しながら、その経験をもとにアドバイスをさせていただいています。
ちょっと話が外れました
「重力がある=下に引っ張られている」というのが今日の大事なポイントです
特にワルツやスローフォックストロットのようなスウィングダンスにおいて上下動を繰り返す際に、下に降りる「ロアーアクション」を一生懸命足を緊張させて行うことは、重力を利用していないということになってしまうのでは
「重力によって起こる自由落下を受け入れる」感覚がそこに生じると、ロアーをする際に脚部のリラックスを感じることができるのではないでしょうか。
もちろん自由落下を受け入れれば受け入れるほど体重がかかるわけですから、それを受け止める脚部の強さ,股関節の柔軟性などが必要になります。競技選手の場合はアスリート的な部分がありますから、トレーニングを積むことでより大きな運動ができるよう努力していくことになります。
ですが方法そのものが物理現象に則ったものですから、自然な動きになることが期待できます。落下幅の大小に比例して運動強度が変わりますから、身体能力に合わせて受け入れ幅を見きわめていけばどなたにとっても良い運動になりますね
そうそう、以前にこんな動画も撮っていました
奥深きダンスの世界僕達もまだまだ登山の途中です
難しいから面白いんですけどね
またこのような投稿もしていこうと思います
花田でした
シライシダンススタジオ
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